祖母の死と流産が教えてくれたこと

私が宇宙にたくさん助けられているのと同じように、誰かを助けるために宇宙が私を利用することがある。一見悲しいできごとも、きっと後から見れば完璧な出来事で、誰かの役に立ったと見せかけて、実は私も大いに助けられているのだと思う。

 

そんなことを感じた出来事。

タイトルの通りなので「人に話すことではない」という方がいることも理解していますが、カラダと関わり魂と関わる仕事をしたいと思った私に起きたこと、これもカラダからの大切なメッセージとしてブログに残したいと思います。

 

 

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今年のお正月は珍しく風邪を引いた。と思ってた。

3日ほど寝込み、病み上がりにカフェで「奇跡」がテーマの本を読んでいた。読み終わったと同時に頭の中に1つの言葉が降りてきた「早期妊娠検査薬を買ってごらん」

 

確かにその日は生理予定日。まだ生理は確認していなかった。

生まれるもんは生まれてくるんだから焦らなくていいじゃないか!というスタンスだった私。珍しく早期妊娠検査薬を買ってみた。

 

結果は陽性

 

本当に奇跡が降ってきたと思った。

翌週もう一度検査薬を使用し、産婦人科に行こうとした朝、愛用していたクリスタルボトルが割れた。こんな割れ方する!?というくらいグシャグシャに割れて、不吉なことかと思って筋反射をとったけれど、そうではなく、役目を果たしたようだった。

 

「おめでとうございます。

子宮の真ん中に受精卵があります。

2週間後に心拍を確認しましょう。

もう母子手帳ももらってきていいですよ。」

 

産婦人科の先生はにこやかで気前がいいなという感じだった。

 

旦那にラインをすると大量のスタンプが返ってきてその喜びっぷりが伺えた。

2人で胎児ネームをつけ、毎日お腹に話しかけた。どこで赤ちゃんを産もうかと助産所へも二人で見学に行き、つわりでスーパーのニオイに敏感になったので、せっせと個配の手続きもした。

 

早くみんなに報告したいな。

 

そんな矢先に祖母が命を引き取った。

91歳、病気もなく大往生だった。いつもクールな祖母は旅立つその瞬間もとってもクールで、みんなが病室から離れたほんの少しの時間に静かにこの世を去った

生まれ方はその子の個性そのものだ聞くけれど、死に方も強烈な個性だと思った。祖母の生き様は生きるという漠然としたテーマを私の頭に残していった。

 

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葬儀が終わった翌日、7週の健診で心拍は確認できなかった。結果はハーフハーフ。来週来て下さいとのこと。

母子手帳や妊娠アプリから自然と距離を置く自分がいた。無意識のうちに心が傷つかないように準備をしている。

 

そんなハラハラした真っ最中に滝口いずみさんが妊娠5ヶ月だというメールニュースが届いた。

昨年5月に流産で悲しい体験をしたいずみさん。2回目の妊娠が慎重になった話、そこでマチルダがかけた言葉を読んで意識が変わった。

 

今いる魂が上手に育とうが、そうじゃなかろうが、赤ちゃんは頑張っている。頑張ってる中、(自分が傷つかないために)親が目を背けたらこの子はどう思うんだろう。

 

どんなに後で悲しくてもこの子といる時間をどっぷり楽しもうと思った。

そんな話を旦那にもして、二人で毎日お腹に向かってたくさん話しかけた。

 

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1週間後、妊娠8週と1日。心拍はおろか、丸い赤ちゃんの元になるものの姿もぼやけていた。

 

「手術ですね。うちは来週火曜日しか手術できる日程がありせん。血液検査と心電図と同意書にサインして帰って下さい」

医者は目を合わさずに淡々と手術の手続きを始めた。

 

ハーフハーフとだったとはいえ、あまりに早く進む手術の話は私にとってパニックに近かった。

旦那に泣きながら電話をして、家に着いたら嗚咽するほど号泣した。

「あぁこれがちゃんと悲しんであげるってことか」心の中で俯瞰したもう一人の自分が考えていた。

 

少し落ち着いた頃に母が会いにきてくれた。美味しいもの食べよう!と芦屋でとってもリッチなランチを食べた。

 

いずみさんがアメリカからすぐに電話をくれた。「悲しいね、悲しいね」と何度も言ってくれて、生まれたいけど生まれるのがこわい弱い魂の話を教えてくれた。

 

この世に生まれたい魂が山ほどいるのは知っていた。強い意志がないと順番が後回しになる。

でも生まれてみたいけど、それはちょっとコワイと思ってる弱い魂がお母さんの愛を感じにお腹の中に入ってくることがある。それが流産だということ。

 

昼過ぎ、旦那が飛んで帰ってきてくれた。二人でひとしきり泣いて。お腹の魂に話しかけた。


その2へ続く